教習内容

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実際に教習所に通った時の内容を次に書きます。
教習所に通った時に思ったことを日々書いた 教習所Memoをほぼそのまま転記したため、 口調がちょっと違います。

教習所Memo
08/16(火) 入校手続き
08/17(水) 入校式
08/18(木) 1日目
08/19(金) 2日目
08/20(土) 3日目
08/22(月) 4日目
08/23(火) 卒業検定
08/27(土) 卒業証明書の受け取り


08/16(火) 入校手続き

入校の手続きに行ってきた。 受付で手続きをし、契約書・・・のようなものにサインをし、 その後、バイク(というかスクーター)が体にあっているかの確認をした。
内容は、シートにまたぎ両足がつくかの確認、 サイドスタンド・センタースタンドを使えるか、 倒したバイクを起こせるかだった。
いずれも問題なし。
最後に受付で明日(08/17)の17:20に行けば良いとのこと。
楽しみな反面、不安な反面。


08/17(水) 入校式

入校式。
正確には17:30~ 適性検査、18:30~ 入校式。
適性検査では、「同じ図形を探す」や 「右の数字が大きい(小さい)場合は○印を打つ」や アンケートのようなものを実施。30分で終了。
入校式は、技術講習の進め方(配車の仕方など)や、諸注意事項の説明を受けた。

私は、あらかじめ(08/16の14:00頃)電話をしており、 夏季休暇中にそこそこ進めておきたいの旨を連絡したためか、 技術講習の予定を話し合った。
順調に進めば、08/27辺りで卒検か免許の交付になりそう。
教習所の配慮に感謝するばかりだ。

でこの日は、4時間予約を入れてくれた。 日時は次の通り。
08/18 15:20、16:20
08/19 14:15、15:20
何もなければ、08/19の2時間目で第2段階になっているとの事。
非常に駆け足との事。


08/18(木) 1日目

初めての実車を使った技能教習とシミュレータ教習となる。

自動車学校の二輪用コース
自動車学校にて、2011年08月27日撮影

1時間目。1段階目の1時間目となる。
二輪に乗るのは12年前(1999年)の自動車教習中にあった原付教習以来となる。
サッと説明があった後、言われるがまま操作をすると、エンジンが始動した。 で、そのまま周回コースへ。
・・・ウィンカーをどうやって止めるかがわからないままコースへ。。
この日は、坂道発進(1回のみ)、S字、一本橋、踏切、 クランク(ぐるっと回って2回通る)、8の字をぐるぐると周回した。

どうやらこのコースが1段階の見極めのコースみたい。。。
ゼッケンは黄色の2。


2時間目。1段階目の2時間目となる。
この時間は、シミュレータを使用して、滑りやすい道路を走行した。
実践の前に教官と滑りやすい道路のついて説明(実際には会話でしたが)があり、 大体は次の通り。

で、ひとしきりの説明の後、実際に操作した。
説明の通り、少々オーバースピード(時速40~50km)でカーブを走行した。 そしてカーブの途中のマンホールの上を通過した。
マンホールの上を通過すると予想通り、 タイヤが横滑りするような挙動をシミュレータの筐体がした。
実際にはもっと激しい動きをするとのこと。

滑りやすい道路は十分気をつけよう。


08/19(金) 2日目

1段階の見極めと2段階のシミュレータ教習を行った。

1時間目。1段階目の3時間目となる。
1時間目で走行したコースを時間いっぱいまでぐるぐると走った。
何も起きることはなく終了・・・にはならず、 一本橋で2回落ちた・・・のではなく、 一本橋に乗り損ねた。。
一本橋から落ちる以前の話かも。(^_^;)

後、

などのような指摘やアドバイスをうける。

一本橋で(2回も)失敗しているので、「どうにでもなれ」と思いつつ走り続け、 技能教習終了。

一本橋に失敗したが、見極めはOKとなった。
卒検ではOKにはならないんだろうなぁ。。。

ゼッケンは、1段階目の見極めのため、赤(の1番)。


2時間目。2段階目の1時間目となる。
この時間は、シミュレータを使用し、規則に沿った運転をシミュレートした。
四輪車のルールならまだしも、二輪車のルールはほとんどわからない。。
後々考えれば、四輪車のルールで走ればよかったのだが、緊張していたみたい。

私が失敗したのは、(覚えている限り)

その他、交差点の右左折時の速度は徐行(時速10km)程度など、 基本的なところを再認識できた。

続いて、交差点での危険予測を行った。

1つ目。直進時、対向車が右折する状況。
事故は回避できたが、交差点進入時にアクセルを開けるのは良くないと指摘をうける。
(予想はしていたが)「よくある事例」との事で、 この様な運転をすると"死亡フラグ"が 立ちやすいとの事。
気をつけよう。

2つ目。右折時の状況。
細かくは、対向車線が混んでおり、右折できる状況になった時。
対向車が止まったのでそろそろと右折をすると、 対向車の脇から走ってきたバイクと衝突。(^_^;) 実際に起きたら骨折はしているな。。
四輪車でも言えるが、サンキュー事故の典型。
焦らず、そろそろと走りましょう、との事。確かに。

シミュレータ教習で生徒が1人の場合は時間が余るのか、 ときどき脱線しながらの教習となった。
非常に和やか。


色々と予約をいれてきた。日時は、
08/20 13:15、15:20。
08/22 13:15、14:15、15:20。
08/20については、前者はAコース、後者はBコースを走るとの事。
今うる覚えのコースを完璧に覚えよう。


08/20(土) 3日目

2段階目の技能教習を2時間。

1時間目。2段階目の2時間目となる。
この時間は、言われていたように卒検のAコースを走った。
最初の2周は、教官の後に続いての走行となり、以後は単独での走行となった。
この時間までにAコース(Bコースも)大体覚えていたため、 コースに戸惑う事はなかった。

この時間で、初めて急制動なるものを実施した。
時速30kmまで加速し、赤色のパイロンのところでブレーキをかけ、 8m以内で停止するというもの。
個人的には、時速30kmを維持する方が難しいと感じた。 ブレーキは、(本当に)多少遅くても問題はない様子。

ゼッケンは緑の6。


~ブレイクタイム~
自動車学校の食堂で注文したオレンジフロート
自動車学校にて、2011年08月27日撮影
1時間の空き時間に、食堂でオレンジフロートを飲みながら、Bコースの確認をしました。


2時間目。2段階目の3時間目となる。
1時間置いたこの時間は、Bコースを走った。
最初の1周は、教官の後に続いて走り、その後は単独での走行に。
途中、別の教官に呼び止められ、 中型MTの生徒(2段階目)と一緒に緊急回避なるものを実施した。
急制動のコースを時速30kmで走行し、教官が旗を振り上げた方に回避するというもの。

私がトップバッターとなり、急制動のコースを走る。 時速30kmになった事を確認し、先にいる教官を凝視する。
すると、私から見て右の旗が上がる。右に回避。難なく終了。
中型MTの生徒2名も難なく回避し、無事に終了となった。
その後の話では、四輪と比べて二輪は回避に時間を要する事を肝に命じる事、 回避中にブレーキをかけると転倒する危険性がある といった旨のお話があった。

その後は再びBコースをぐるぐると回り終了。

次の講義は、月曜日。
予定では、シミュレータ、学科、見極めとなっており、 見極め前の実技は、本日が最後となる。

本当に駆け足。

ゼッケンは緑の10。


余談となるが、緊急回避を行っている時の事である。
教官から説明を聞いている時に、ものすごいエンジン音が聞こえた。
私、教官を含む全員が音のする方を思わず見てしまった。
普通二輪(MT)の1段回目の生徒が、一本橋で難儀をしていたようであった。
・・・多分であるが、 私が普通二輪(MT)を受けていたらあのようなことをしていただろうと思う。


08/22(月) 4日目

2段階目のシミュレータ教育(2回目)、学科、見極めを行った。

1時間目。2段階目の4時間目となる。
シミュレータを使用しての教育となる。今回は危険予測を行った。
1回目は、通常起こりうる危険の予測である。
私的には、通常車を運転している時と同様の注意を払っていれば、 予測可能なものでした。
例えば、信号待ちの車列の間から車が道路に出てくる や、 トラックが信号で左折(ウィンカーは左折時に点灯開始)などなど。
比較的「のんびり」運転の私の場合は、 危険度が下がってしまったものもあったりした。

2回目。
ちょっと厳しい危険のある予測。
大体問題なく走行できたが、 左折時に自転車と衝突しそうになったり (シミュレータは四輪車でいう巻き込み確認ができないのが厳しいところ)、 細い道に停車していた車の影から出て行きた人と衝突したり、 子供が走っていたりと。。。

まとめを書くと、周囲へ広く注意をする事。
予想される危険については、回避行動が取れる準備をする事。
っといった事になる。

二輪車は、四輪車以上に周囲に気を気張る必要がありそうだ。


2時間目。2段階目の5時間目となる。
この時間は、唯一の学科となる。

前半の内容は、二人乗りについて。
私は二人乗りをする予定はないが、 やっぱり知識として知っておかなければならない。
あらかじめ教本を見ていたため、学科の内容はある程度復習となったが、 教官の話は教本+αのため、全く無駄という事でもない。

後半は、ビデオによる教育。
映像は、ビデオだったりDVDだったりするそうだが、 今回使用した教室はビデオデッキのみのようで、ビデオとなった。
しかもこのビデオ、少々調子が悪いらしく、開始数分は映像が乱れていた。(^_^;)
教官曰く「音声のみでご視聴(お楽しみ?)ください。」とのこと。。

内容はというと、

など。
二輪車限定ではなく、四輪車を含めた全般的な内容だった。

ビデオは30分ほどをということで、 「眠くなったら手を上げてください。」と言われていたが、 流石に眠くはならなかった。
っというのも、生徒は私一人のみ。。


3時間目。2段階目の6時間目となる。
2段階目の見極めとなるこの時間は、AコースとBコースを繰り返し走行した。
この日3時間連続して担当された教官が後ろからついて走り、 私の走行内容をチェックしていた。
指摘として受けたのは、 目視確認の行動は、もう少し大きめの動作をすると良いという事。
その他、課題は問題なく走行できているという事を言われた。

なおこの時間、教習を行ったのは私一人
と言うのも、月曜日のお昼は入校式があるらしく、普段は教習を行わないとのこと。 しかし、この日は入校生が0人だったため、教習を行ったとの事。
・・・小型AT二輪がパタパタと貸切状態のコースを周回するという シュールな状態が展開されていた事になる。。(^_^;)

コースは4周か6周+α走って終了。
実技終了後、「この調子で走れば問題ない」「本番で緊張しなければ問題ない」 といった事をいわれた。
当然(?)見極めはOKとなった。

ゼッケンは、2段回目の見極めのため水色の1。

いよいよ明日は卒検である。


08/23(火) 卒業検定

卒業検定(卒検)の日である。
教習を受けてから5日目、 入校手続き・入校式を含めても1週間しか経っていないがついに卒検である。

朝09:20から受付開始とのことであるが、 平日の朝のため通常(35~40分)よりも時間がかかることを予想し、 余裕を持って08:05に実家を出発。

自動車学校には、08:35頃に到着。いつもより早く着いてしまった。。
やることも無いので、学校の中にはいると、 まだ検定コースは表示されていませんでした。。

しばらく時間を潰した09:00頃、検定コースを確認すると、Aコースの模様。
私としては、AコースもBコースも苦手では無いので、問題なし。
なお、両コースの違いは、8の字(Aコース) or S字(Bコース)の違いと、 坂道への進入方向のみ。 進入と次の課題への道がちょっと違うという点もあるが、大した事ではないと思う。


09:20。受付開始。
受付で受講生カードを出して処理をした後、二輪カウンターへ。
今回卒検を受けるのは、

で、小型(さらに書くとAT)は私一人の様子。
実際、教習中に小型(さらに書くとAT)に乗っていたのは私のみで、 小型二輪は人気があまり無い様子。。

簡単な説明を受けた後、ゼッケンを受け取り、再び受付で視力検査をし、車庫へ。
ゼッケンは、「検定」の文字が入った白の13。

車庫では、Aコースのおさらいの説明を受けた後、4グループに別れて試験を受ける事に。
私のグループは、大型1人との2名のグループで、先に大型の人が検定を行った。

各グループ一人目の人が走るのを見る。
私の受ける小型の課題に無いスラロームや段差を含めて順調に走っていると思いきや、 大型車の検定を受けている2名が一本橋で脱輪した模様。
検定中止にはならず、そのままコースを走り切っていたが、 間違いなく不合格と思った。

2台の大型車のうちの一人が帰ってきたため、私の番となった。
安全確認をし、サイドスタンドを外し、シートに腰掛け、 ミラー確認、エンジン始動、ウィンカー作動、安全確認。
出発前、中型車の出発準備ができていたので、先行させた上で出発。

半周の慣らし運転でブレーキの様子を確認し、 緑パイロンのところで止まっている中型車に続き停車。 前者が出発した後、緑パイロンのところで停車。
指令所の白旗を確認したところで右ウィンカーを点滅させ、(後方確認の後)出発。


スズキ アドレスV125
自動車学校にて、2011年08月27日撮影

ここで私が乗っているバイク(スクーター)を説明。
バイクはスズキのアドレス125(白色、詳細な型は未確認)。 見た目は、50ccの原付と変わらない。
11号車と12号車があり、次の特長(差異)がある。

今回の検定で乗っているのは、11号車。 ウィンカー作動がしっかり分かり安心である。

11号車(右)と12号車(左)
自動車学校にて、2011年08月27日撮影


さて、検定は問題なく、踏切、8の字、坂道発信、クランク、 一本橋、急制動をこなし、終了。
急制動では、停止後に指令所で、白旗が出ている事確認し、出発。問題なし。
中型/大型のMT車が走る中、 小型AT車ががパタパタと走り回る姿は、 コミカルでシュールだったと心から思うところである。(^_^;)

私の検定が終わったところで、私のグループで集まり、試験管の話を聞く。
大型車の人はやはり一本橋で脱輪したため不合格。
私はというと、合格をもらった。 確認などをしっかり行っており、非常に安定して走っていたとのこと。 ただ1点注意点があり、クランクを出る時にふらついたとのこと。

そういえば、XX点満点中YY点で合格といった内容の説明を受けていなかったが、 私は何点だったのだろう。
聞いておけばよかった。


返却前に撮影した教習生カード
自動車学校にて、2011年08月27日撮影

その後、検定が終わったグループ(私のグループが最初に終わった)から、 二輪カウンターに戻り、不合格者は補習教習の予約を行い解散となった。 合格者は、10:40頃まで待機となった。
私はというと、カウンターに戻った直後は、 試験管と教習所に通う事にしたいきさつなどの雑談を数分し、 その後30分ほどひたすら待機し続けた。

その後、教習生カードを返却し、 別室で契約書(?)とその封筒に氏名やら住所やらを記入。
同時にアンケートの記入を行った。
ボールペンを持っていなかった私は、合格者の方からペンを借用する事になった。 感謝。
この時適性検査の結果が帰ってきた。内容は実家に帰ってから見る事にしよう。

その後、卒業証明書の受け取り時期(最短で08/23の17:30)などの説明を 受けて解散となった。
私は印鑑を忘れてしまったため、卒業証明書を受け取りにきた時に持ってくる必要がある。


さて、これにて小型二輪(AT)の教習生活は終了となる。
後は、卒業証明書を受け取りに教習所に行き、 平日の午前中に東三河免許センターに行けば、免許交付となる。

何時、免許センターに行くかを考えなければならない。


08/27(土) 卒業証明書の受け取り

卒業証明書を受け取りに4日ぶりに教習所に行った。
受付に卒業証明書を受け取りに来た旨の内容を伝えると、 なぜか館内放送が入るので待っていてくれと言われた。
「?」と思いつつも、しばし待つ。

やっぱりおかしいと思い、卒業検定に合格した後にもらった用紙を見直し、 再び会計カウンタにいくと、手続きが始まった。
もらったものはしっかり読んで理解しておかないといけないね。。


卒業証明書
2011年08月27日撮影

卒検の日に印鑑を忘れていたため、本日はしっかり持参した印鑑を早速使用する。 決意文書(?)に印鑑を押印すると、免許交付までの手順を説明してくれた。 内容としては、免許センターの持って行くもの(免許証と教習所でもらった書類)、 受付日時(平日の09:30~11:30)、費用が発生する事などとなる。
ちなみに説明をしてくれた教員は、 卒検時に私のグループの試験をしてくれた人であった。 おそらくであるが、もう現場での指導はしておらず管理職となった方だと思うが、 説明の仕方、人との接し方は、とても好感を持てる方であった。


一通りの説明の後、さらに印鑑を使う機会があった。
というのも、卒検の翌日(08/24)に電話で次の内容の連絡があった。
今夏実施していた割引サービス(HPをみると開校50年記念割引キャンペーンの様子)を 好評につき延長する事になり(09/30までとのこと)、 入校時に支払った金額のうち15,750円を返金するとの事。 その手続きのために印鑑がいる。

私は、たまたま別の理由で印鑑を持ってくる必要があったので、 "ついで"で、手続きをする事ができた。
思わぬ臨時収入となった。早速貯金をしておこう。


最後、お礼を言って退出する前に、 1つお願いごとをしたところ「OK」の回答をいただいた。
お願い事とは、お世話になったスクーターの写真を撮ること。
丁度お昼の休憩時間中だったため、他の人に迷惑をかける事なく撮影ができた。
私がAT小型二輪の免許取得のため、 5日間お世話になったスズキのアドレスV125にお別れを言って教習所を後にした。


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